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2017 年度 研究成果報告書

脂肪組織由来多系統前駆細胞シートを用いた肝線維融解療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15H05679
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所

研究代表者

大倉 華雪  国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 医薬基盤研究所 難治性疾患研究開発・支援センター, 研究調整専門員 (20589684)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード脂肪組織由来多系統前駆細胞 / 細胞シート / 肝線維症 / 再生医療 / 再生医学 / 肝硬変 / ADMPC / 肝線維化
研究成果の概要

脂肪組織由来多系統前駆細胞(ADMPC)からのサイトカイン分泌について検証した結果、肝内線維を溶解する作用を持つサイトカインが、通常の脂肪組織由来細胞等に比べ多量に分泌されており、本機序がMode-of-Actionになる可能性が示唆された。
シート化条件検討としてTGF-β添加培養を試みた。シート化効率は良好であったが、抗炎症サイトカインの発現低下等を認め、肝硬変症へ適用する細胞調製には不適であり培養皿の前処理法を改善しシート化効率を高めた。ADMPCシートを肝硬変モデルラットに移植したところ、control群に対しシート投与群で有意な線維化率の改善を認め、治療効果が推定される結果が得られた。

自由記述の分野

再生医療

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公開日: 2019-03-29  

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