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本研究ではラットの肺静脈からRT-PCR法により、Cl-チャネルのホモロジークローニングし、HEK293細胞にクローニングしたcDNAを遺伝子導入して、機能を確認した。クローニングの結果Cl-チャネルのポアドメインはClcn2であった。機能もClcn2由来の電流としてすでに知られているもので肺静脈のCl-電流とは異なっていた。免疫染色により肺静脈心筋におけるClcn2タンパクの膜発現を確認しており、肺静脈Cl-電流は、未知の調節タンパクにより制御されていることが示唆された。今後、プロテオミクスにより、この調節タンパクを網羅的に探索していく予定である。
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