研究課題/領域番号 |
15H06059
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
亀井 慶太 山形大学, 人文学部, 講師 (60756526)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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キーワード | 企業生産性 / 部分的開放政策 |
研究実績の概要 |
本年度は、本研究プロジェクトで根幹となる基本モデルの構築を行った。分析の結果、少なくとも企業数が固定化された完全な対称二国モデルにおいては、部分的開放政策は既存の貿易部門の生産性の下落・当該部門以外の部門の企業生産性を悪化させることが明らかにした。しかし、このような結果にも関わらず国際貿易は経済厚生を常に改善することも同時に明らかになった。以上の研究結果をまとめ、平成28年度には投稿予定である。
さらに平成28年度にはそれ以外の研究結果としてKamei and Sasaki (2015)がManchester Schoolに掲載予定となった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成27年度は当初の予定通り、今年度は基本モデルが完成しいくつかの重要な分析結果が得られた。来年度以降、異なる二国間貿易モデルへ拡張し、分析を行うことができると考えている
さらに平成27年度は、上記の関連研究成果としてKamei and Sasaki (forthcoming)をManchester Schoolに掲載予定となった。
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今後の研究の推進方策 |
平成27年度において得られた結果を論文としてまとめ国際的学術誌に投稿する。その後、基本モデルを拡張する予定である。ただし、解析的な解を得ることができない可能性がある。その場合は、数値解析を用いて分析を行う予定である。
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