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2016 年度 研究成果報告書

花粉化石の炭素同位体比から読み解く第四紀の気候変動と人口動態の関連

研究課題

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研究課題/領域番号 15H06062
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 地質学
研究機関国立研究開発法人海洋研究開発機構 (2016)
福島大学 (2015)

研究代表者

内藤 裕一  国立研究開発法人海洋研究開発機構, 生物地球化学研究分野, ポストドクトラル研究員 (10754848)

研究期間 (年度) 2015-08-28 – 2017-03-31
キーワード古気候 / 花粉 / 炭素同位体比 / 古人口
研究成果の概要

人類の行動や文明の盛衰に与える気候変動の影響は多くの研究で取り上げられてきた題材である。本研究では比較的限定されたローカルスケールでの気候変動と人間活動の対応に焦点をあて、両者の関連を検証するための方法論的検討を主眼とした。特に内陸の気候復元のために堆積物中の花粉に着目し、その炭素同位体比を古環境の指標とする新しいアプローチを採用した。まず本邦の陸上植物のうち、花粉「スポロポレニン」の炭素同位体比が古環境の指標となるものを選定した。その結果アカマツ等の花粉で湿度に関係する気象観測データと有意な相関が認められた。今後の研究により堆積物の花粉化石を分析し、古気候復元に利用する方針を示唆できた。

自由記述の分野

自然人類学

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公開日: 2018-03-22  

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