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2016 年度 研究成果報告書

早産における分子状水素の予防効果と母獣長期投与の胎仔への影響

研究課題

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研究課題/領域番号 15H06282
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

中野 知子  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (90754953)

研究期間 (年度) 2015-08-28 – 2017-03-31
キーワード早産 / 分子状水素
研究成果の概要

周産期医療が発達しているにも関わらず、早産の合併症による新生児死亡や脳性麻痺の発生率も改善していない。早産の病態に炎症が関与すること、さらに酸化ストレスや炎症性サイトカインが児の予後に影響することが報告されている。今回我々は近年抗酸化作用や抗炎症作用があるといわれている分子状水素に着目し、炎症性早産モデルマウスにおける効果について検討した。その結果受傷前に50%飽和水素水を母獣に投与した群では妊娠期間の延長を認め、また子宮組織の炎症性サイトカインなどの早産に関わる因子の発現を有意差を持って抑制した。また50%飽和水素水母獣投与による胎仔催奇形性は認めず、安全に母体へ投与できることを証明した。

自由記述の分野

周産期

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公開日: 2018-03-22  

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