• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

ループヒートパイプ蒸発器内マイクロ濡れ挙動の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15H06287
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 熱工学
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

西川原 理仁  豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50757367)

研究期間 (年度) 2015-08-28 – 2017-03-31
キーワードループヒートパイプ / 三相界線 / 気液二相流 / 蒸発メニスカス / 可視化 / 最適化 / 蒸発器設計方法
研究成果の概要

本研究では、ループヒートパイプ(LHP)の蒸発器最適設計理論構築のため、蒸発器内部流れを観察し、ケース-ウィック-グルーブの三相界線におけるメニスカスを考慮した解析モデル構築し、ウィックの最適形状理論を構築した。石英ガラス管を用いた可視化蒸発器によって、LHP動作中においても三相界線にメニスカスが存在し、定常状態においてもメニスカスは10-400 μmの範囲で振動することが観察された。構築した解析モデルによって、メニスカスを考慮すると熱伝達率が80%増加することが分かった。最適形状理論およびLHP実験によって、ある三相界線長さにおいて蒸発器熱伝達率が極大となることが示された。

自由記述の分野

熱工学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi