研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、キリスト教受容を経験した東南アジア大陸部山地のマイノリティを事例に、聖書の翻訳や伝道における現地語の強調、教会の言葉遣いとそれによるローカル社会の再編過程について、人類学的な手法を用いて調査を行った。具体的には、植民地期のビルマに始まりタイへと拡大していくプロテスタント・キリスト教の宣教活動とカレンと呼ばれる人々の日常生活との相互作用に着目した。2回にわたるタイとミャンマーでのフィールド調査と文献収集を行い、成果を国内・国際学会で発表し、現在それを投稿論文として執筆中である。
文化人類学、地域研究、キリスト教人類学