研究課題
本研究では、複数の選好の異なる経済主体から成る家計の資源配分、すなわち私的消費財(衣類や美容や健康や小遣い等)と公的消費財(食事や住宅や教育等)に配分される支出と市場生産(労働)と家計生産(家事や育児)と余暇に配分される時間に関する長期間のパネルデータを用いて分析した。その結果として、婚姻時に既知である(あるいは予測できる)夫婦間の相対的な市場生産性の水準や成長率と婚姻時には予測できない夫婦間の相対的な市場生産性の変化が家計内の支出や時間の配分に及ぼす影響を明らかにした。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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European Economic Review
巻: 87 ページ: 287-303
10.1016/j.euroecorev.2016.05.008