地域依存性を考慮した製品ライフサイクルプランニング方法論の研究

2016 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 15H06347
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 小林 英樹 大阪大学, 工学研究科, 教授 (60446903)
• 研究期間 (年度): 2015-08-28 – 2017-03-31
• キーワード: サステナブルデザイン / 製品ライフサイクル / 発展途上国

研究実績の概要

途上国で持続可能な消費と生産パターンを実現するには、製品ライフサイクルを通じた環境負荷と製品ユーザの生活の質を設計初期段階で考慮する必要がある。

本研究では、まず人間の基本ニーズと製品開発プロセスを体系的に接続する生活圏アプローチを提案した。本アプローチでは、製品の存在理由と機能・構造を視覚的に表現するバリューグラフと、普遍的な基本ニーズの充足要因とが接続される。次に、製品機能・構造に地域情報を対応付ける拡張機能構造マップを提案し、設計情報可視化システム上に試作実装した。

途上国の現地調査や製品分解情報、ライフサイクルアセスメントから得た情報を試作システム上で可視化して、その有効性を検証した。

現在までの達成度 (段落)

28年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

28年度が最終年度であるため、記入しない。

研究成果

• [雑誌論文] A Visualization System of Design Information for Locally-oriented Sustainable Product (2017)
  • 著者名/発表者名: ①Sugita, Y., Fukushige, S., Kobayashi, H.
  • 雑誌名: Procedia CIRP 巻: in printing ページ: in printing
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] A Living-sphere Approach for Locally Oriented Sustainable Design (2017)
  • 著者名/発表者名: Kobayashi, H., Fukushige, S.
  • 雑誌名: Smart Innovation, Systems and Technologies 巻: 68 ページ: 119-126
  • DOI: DOI 10.1007/978-3-319-57078-5_12
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [学会発表] A Living-sphere Approach for Locally Oriented Sustainable Design (2017)
  • 著者名/発表者名: Kobayaｓhi, H., Fukushige, S.
  • 学会等名: Sustainable Design and Manufacturing 2017
  • 発表場所: ボローニャ
  • 年月日: 2017-04-27 – 2017-04-28
  • 国際学会
• [学会発表] A Visualization System of Design Information for Locally-oriented Sustainable Product (2017)
  • 著者名/発表者名: Sugita, Y., Fukushige, S., Kobayashi, H.
  • 学会等名: The 24th CIRP Conference on Life Cycle Engineering
  • 発表場所: Kamakura
  • 年月日: 2017-03-08 – 2017-03-10
  • 国際学会
• [学会発表] 地域指向サステナブルデザインのための生活圏アプローチの提案 (2016)
  • 著者名/発表者名: 小林英樹・杉田裕哉・福重真一
  • 学会等名: Designシンポジウム2016
  • 発表場所: Suita
  • 年月日: 2016-12-13 – 2016-12-15
• [学会発表] 地域指向デザインのための設計情報可視化の研究 (2016)
  • 著者名/発表者名: 杉田裕哉・福重真一・小林英樹
  • 学会等名: 日本機械学会第26回設計工学システム部門講演会
  • 発表場所: Yokohama
  • 年月日: 2016-10-08 – 2016-10-10
• [図書] Sustainability Through Innovation in Product Life Cycle Design (2016)
  • 著者名/発表者名: Kobayashi, H.
  • 総ページ数: 79-82
  • 出版者: Springer