研究課題
研究活動スタート支援
AGEsと全身疾患との関連は知られているが、AGEsと歯の関連に関する研究報告は少ない。そこで、本研究は、AGEsによる象牙質コラーゲン線維への影響を検討した。象牙質コラーゲン線維を免疫組織化学染色にてAGEsの局在を評価し、ナノインデンター装置を用いてヤング率の変化を評価した。その結果、加齢により象牙質コラーゲン線維内の糖化修飾が増加しヤング率を大きく変化させることで、歯自身の物性に影響を与えることを明らかにした。
歯科保存学