Investigation of Transition Metal Base containing Frustrated Lewis Pairs for Potential Catalysts of Sustainable Chemical Transformations

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 15H06424
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 無機化学
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: SHANG RONG 広島大学, 理学研究科, 助教 (70754216)
• 研究期間 (年度): 2015-08-28 – 2017-03-31
• キーワード: Transition metal / Frustrated Lewis pair / ligand design

研究成果の概要

貴金属はその特有な電子性質により，多くの化学反応触媒において重要な役割を担っており，その新たな利用方法の開発は，物質社会の多くの問題解決につながる。近年，Frustrated Lewis Pairs (FLPs)として知られる概念を用いた有機金属錯体が，新たな触媒として利用されているが，貴金属を用いた検討は進んでいない。本研究では，有機ホウ素錯体の一部に貴金属を用いた新規触媒を設計し，CO 等の有害な小分子ガスを有益な化合物前駆体へと変換する，持続可能な未来の実現に貢献する。

自由記述の分野

有機金属化学