研究課題
研究活動スタート支援
発症メカニズムは不明である歯原性腫瘍を、全組成の明らかな当科で開発した無血清培地で初代培養し、宿主ゲノムに遺伝子挿入のないセンダイウイルスベクターを用いて初期化し、歯原性腫瘍iPSCを樹立した。さらに、病態モデルを確立するため、iPSCを歯原性腫瘍の由来の一つとして考えられている神経堤細胞への誘導する方法を、完全無血清条件下で各種因子の添加及び培養法の組み合わせで検討した。本研究より得られる知見は、歯原性腫瘍の病態解明や発症機序の解明に寄与するものと考える。
口腔外科