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本研究では、新規アメロジェニン会合分子 Glucose regulated protein 78（Grp78）が歯周組織再生に与える影響を検証するためヒト歯根膜幹細胞／前駆細胞株である1-17を用いて、アメロジェニン(rM180)とGrp78の生物学的相互作用を検討した。その結果、rM180刺激がTGF-beta経路と細胞遊走関連経路を活性化すると同時にGrp78発現量が細胞遊走関連遺伝子群の発現制御に関与することを解明した。細胞機能の解析において、rM180刺激とGrp78強発現は1-17細胞の細胞遊走能と細胞接着能を促進した。さらに1-17細胞で著明な葉状仮足形成の促進が認められた。
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