• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 実績報告書

ひきこもり者の「居場所」支援における実践知の解明、および支援理論の構築

研究課題

研究課題/領域番号 15H06543
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

原 未来  滋賀県立大学, 人間文化学部, 助教 (90760603)

研究期間 (年度) 2015-08-28 – 2017-03-31
キーワード若者支援 / ひきこもり / 居場所 / フリースペース / 実践知
研究実績の概要

本研究の目的は、ニート・ひきこもりの若者が集うフリースペースでおこなわれている「居場所」支援の実践知・専門性の一端を明らかにすることである。2016年度におこなったことは以下である。
第一に、1970年代から子ども・若者支援を担ってきた民間支援団体との協同的な実践検討を継続した。具体的な事例・場面に基づき、支援に内包される実践知の所在を支援者と共に検討する機会を得た。また、滋賀県内に新たに開設されたフリースペースにおいても協同検討をおこなう機会があった。こちらは、新たに若者支援に参入してきた団体が担っており、支援者も手探りの状況であった。そのため、結果的には、古参と新参双方の団体・支援者にかかわり協同検討をおこなうことができ、比較を含めた検討が可能となった。
第二に、個別事例に留まることのないよう、青年期・社会教育領域で蓄積されてきた知見と重ねた検討をおこない、実践知・専門性の要となる要素の考察をおこなった。特に、近年若者支援職員の専門性として提示されてきている事柄について、その異同の検討を進めた。また、欧州で伝統的におこなわれてきたユースワークと、若者支援の重なりについての検討もおこなった。その一部を、公開研究会において発表した。

現在までの達成度 (段落)

28年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

28年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (2件) (うち謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] ひきこもり周縁の若者たちのフリースペースをつくる2016

    • 著者名/発表者名
      原未来
    • 雑誌名

      日本の科学者

      巻: 51巻6号 ページ: 292-297

    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 若者たちに〈安心の場〉〈語れる場〉を2016

    • 著者名/発表者名
      原未来
    • 雑誌名

      教育

      巻: 846 ページ: 40-47

URL: 

公開日: 2018-01-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi