本研究では、7TMRIデータのIVIM解析に最適なDWI撮像パラメータを設定し、一般的なIVIMパラメータであるfivim、D*、ADCから脳血流量と相関する可能性があるdCBFの算出に成功した。また、健常者10例と慢性脳主幹動脈狭窄・閉塞症患者30例のIVIM撮像および同患者30例の15O-PET撮像を達成した。現在、全例における各IVIMパラメータマップを算出し、PET画像との比較を行っている。一方で、撮像時間延長を抑制するため、拡散検出磁場を3軸と設定したため、DT解析に最低限必要な6軸での撮像ができなかったため、dCMRO2マップの作成は困難であった。
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