研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、GHQによる占領期に日本で展開された、学校基準の設定・遵守と学校評価の2つの政策に着目して、当時の中等学校の質保証方策の構想を明らかにしようとするものである。本研究により、諸々制度上の不備はあったものの、学校の教育条件も含む質保証と教師の専門性の尊重を基調として、学校基準と学校評価とが関連性をもって構想されていたことが明らかになった。この知見は、現代の教育活動・学校経営の質保証方策としての学校評価の在り方を覆すものである。
教育行政学