本研究は高校運動部活動指導者が望ましいコーチングを獲得するためのプログラム開発の支援とそれをサポートするライフスキルコーチの育成を目指した。2015年度は高校部活動の指導者と選手にライフスキル現状把握のアンケート調査を実施し、その結果からライフスキルプログラムを介入するという一連の調査を実施した。特にライフスキルプログラムの中でも「考える力」は時間がかかるが、指導者と選手の信頼関係を構築するプログラムが重要であることもわかった。 2016年度は指導者向けの「コーチングのジレンマ」に関するシンポジウムを開催した。具体的な事例を挙げながら知見を重ねるシンポジウムはホームページを通じて発信された。
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