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2016 年度 研究成果報告書

デーブリーンのドイツ革命と神秘思想

研究課題

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研究課題/領域番号 15H06611
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 ヨーロッパ文学
研究機関成城大学

研究代表者

時田 郁子  成城大学, 文芸学部, 専任講師 (60757657)

研究期間 (年度) 2015-08-28 – 2017-03-31
キーワードドイツ革命 / 神秘思想 / 歴史
研究成果の概要

本研究はアルフレート・デーブリーンの長編小説『一九一八年十一月 あるドイツ革命』で描かれる二通りの視霊体験を分析して、亡命期(1933-45)のデーブリーンの神秘思想の解明を目指した。二つの視霊体験には古代ギリシア以来続く霊魂論と中世キリスト教神秘主義の思想が底流する。デーブリーンは視霊体験を通して、生者は死者と相関関係にあり、死者に配慮する必要があるを強調する。ドイツ革命の後十年程で全体主義が台頭する背景に「霊界」への軽視を見る、デーブリーンの歴史観が判明した。

自由記述の分野

ドイツ文学

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公開日: 2018-03-22  

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