研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、戦後日本におけるナショナリズムの歴史を、産業技術の発達との関係から考察した。とりわけ、戦前から戦後社会に連続している「能率」の概念に注目し、それが大量生産の原理としてだけでなく、人々のライフスタイルにかかわるものであることを明らかにした。これは、産業技術の問題を通じて、ナショナリズム研究とメディア論との関係をあらためていちづけなおすものである。
社会学