• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

欧文資料による近代中国語文法研究 ~文法学の中国への伝播

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15H06745
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 言語学
研究機関北陸大学 (2016)
関西大学 (2015)

研究代表者

伊伏 啓子  北陸大学, 公私立大学の部局等, 講師 (40759841)

研究期間 (年度) 2015-08-28 – 2017-03-31
キーワード中国語文法 / 欧文資料 / 来華宣教師
研究成果の概要

本研究は近代の西洋人によって書かれた中国語文法書と中国語教材を資料とし、当時の西洋人が行った中国語文法研究について考察したものである。
まず来華宣教師T.P.クロフォードの中国語著作を整理し、彼の中国語著作は官話で書かれたものと上海語を表記する特殊な符号を用いて書かれたものの二つに分けられることを述べた。文法研究に関しては、「受動態に関する記述」を整理し、中国語の特徴である無標被動文に関する記述があることを指摘した。また「量詞」に関する記述を考察し、冠詞の概念を用いて中国語の量詞を用いたフレーズを説明する記述があることを指摘した。当時の西洋人が量詞の機能を多面的に捉えていたことが確認された。

自由記述の分野

言語学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi