研究課題
研究活動スタート支援
屋内歩行が可能な地域在住の片麻痺者6名を対象とし、快適歩行速度における直線歩行、麻痺側方向と非麻痺側方向への曲線歩行練習時の歩行測定を行い、曲線歩行練習の効果と適応を調べた。結果、直線歩行時に麻痺側の歩幅が大きい対象者は麻痺側方向への曲線歩行練習で歩幅の対称性が増加した。直線歩行時に非麻痺側の歩幅が大きい対象者では、非麻痺歩行への曲線歩行練習時で歩幅の対称性が増加した。本研究の結果より、歩幅が大きい方向への曲線歩行練習を行うことで、歩行対称性が改善できる可能性が示唆された。
リハビリテーション