研究課題/領域番号 |
15H06785
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 就実大学 |
研究代表者 |
渡邊 政博 就実大学, 薬学部, 助教 (10758246)
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研究協力者 |
森 秀治 就実大学, 薬学部, 教授 (50220009)
豊村 隆男 就実大学, 薬学部, 講師 (40425137)
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研究期間 (年度) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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キーワード | 慢性炎症 / HMGB1 / 終末糖化産物 / AGEs |
研究成果の概要 |
慢性炎症の原因となることが示唆されているHMGB1や終末糖化産物(AGEs)等の分子の作用メカニズムを解明するために,これらの分子と相互作用する分子の探索と機能解析を行った.その結果,サイトカインの一種であるTWEAKがAGEsと結合することを見出した.さらに,TWEAKとAGEsの相互作用が細胞機能に与える影響を解析したところ,TWEAKが抑制するTNFα誘導性の炎症反応がAGEsの共存によって促進されることが見出された.これらの結果は,AGEsが炎症反応を制御するサイトカインの機能を抑制することで慢性炎症が形成されるメカニズムの存在を示唆している.
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自由記述の分野 |
薬理学,分子生物学
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