研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、「教授会自治」論に代わる新たな憲法理論を探求すべく、フランスにおける議論を主な考察対象として、①代表的学説の検討、②コンセイユ・デタ判例の分析、③「教授の独立」と「司法の独立」の対比などを行った。その結果、①フランスの判例・学説は、各大学の自治ではなく、研究者集団全体の自治(専門職能自治)を重視していること、②特に教員人事については、学問の専門家による評価・判断が厳格に要求されていること、などを明らかにすることができた。
憲法学