研究課題
平成28年度は引き続き、新規に腎生検で確定診断された慢性糸球体腎炎患者にインフォームドコンセントを取得し、糞便、血液、腎組織サンプル検体の収集に努めた。年度末までに40症例の登録を得た。これらの症例から得られた糞便サンプルに対して、T-RFLP解析を用いて、腸内細菌由来のDNA断片の検出ピーク、出現位置、強度より優先菌種を推測する定性解析を加えた。さらに、得られた細菌叢をクラスタリングして、それぞれの腎炎のサブタイプに特異的なエンテロタイプの同定を試みた。TRFLP法によって得られた腸内細菌プロファイルに関してその類似性に基づくクラスター解析を行ったところ、集団は3つのクラスター(IgA腎症型、微小変化群型、その他)に大別された。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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