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ラットにフラクトオリゴ糖添加飼料を摂取させた結果、唾液中IgAレベルの増加には体重と顎下腺重量の増加が関与していること、フラクトオリゴ糖摂取により盲腸で発酵が促進し、それによる短鎖脂肪酸（代謝産物）の増加が関与していることが判明した。さらにその後のポリデキストロース+ラクチトール、ポリデキストロース4%を添加した飼料をラットに摂取させた実験で、唾液中IgAレベルの増加には盲腸における短鎖脂肪酸の吸収速度の増加が関与していること、短鎖脂肪酸の吸収速度には盲腸組織重量と盲腸内容物水分量、盲腸内容物の粘度が関与していることが判明した。
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