本研究の目的は、日英両国の教育政策形成におけるエビデンスの活用に着目し、その比較分析を行うことによって、わが国の教育政策形成におけるエビデンス活用の意義と問題点について示唆を得ることである。 本研究では、両国間における同一条件に基づく比較のため、当初の研究計画において予定していた対象を変更した。また、イギリスにおけるナショナル・カリキュラム改訂の根拠として用いられた3Dプリンターのパイロットスクール事業と、わが国における指導の手引きにおいて根拠として用いられたICT機器の研究指定校(電子黒板を含む)とを比較した。具体的には、それぞれどのように実施され、データが収集されたのか比較分析を行った。
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