研究課題
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サザナミスズメのメスから性フェロモンとして見つかった9,11-pentadecadienalは、天然物として珍しい構造をしており、既知の性フェロモン生合成経路からは説明がつかない。本研究では、重水素で標識した脂肪酸のメス体内への取り込み実験やメス性フェロモン腺の次世代シーケンス解析を行い、生体内に普遍的に存在しているパルミチン酸を材料として本成分が生合成されていることを明らかにした。
化学生態学