嗅覚刺激により(1)視床下部のどのニューロンが活性化されるのか(2)それによりどのような生体内の変化が起きるのかを明らかにすることを目的にゼブラフィッシュを用いて研究を行い、以下の成果を得た。 (1)カルシウムイメージングに用いるトランスジェニック系統を探索し、4系統を試したが反応が得られなかったため、新たに4系統を検討中である。また、嗅覚刺激により活性化するニューロンを同定した。 (2)視床下部における神経ペプチド遺伝子発現アトラスを作成し、嗅覚刺激により活性化するニューロンで発現する神経ペプチドを同定した。また、生体内の変化をモニターするトランスジェニック、ノックアウトの作製を行った。
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