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2016 年度 研究成果報告書

HIV由来アンチセンス鎖RNAのウイルス潜伏化における役割とそのメカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15H06877
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 ウイルス学
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

小林 美栄  国立感染症研究所, 免疫部, 研究員 (00748337)

研究期間 (年度) 2015-08-28 – 2017-03-31
キーワードアンチセンス鎖RNA / HIV / 潜伏化 / ASP
研究成果の概要

本研究ではヒト後天性免疫不全ウイルス(HIV)由来アンチセンス鎖(AS)RNAのHIV潜伏化における役割とそのメカニズムを明らかにすることを目的とした。本目的のため、モデルHIVをT細胞株に感染させて、ウイルス由来のセンス鎖及びAS RNAの発現動態をモニターした。本結果から、AS RNAは潜伏化感染細胞の一部で発現していることがわかった。そこでAS RNA発現潜伏化細胞とAS RNA非発現潜伏化細胞を分取し、薬剤による再活性化実験を行った。その結果、AS RNA発現潜伏化細胞はセンス鎖の再活性化応答レベルが著しく低かった。本研究ではAS RNAが潜伏化維持に貢献している可能性を示した。

自由記述の分野

ウイルス学

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公開日: 2018-03-22  

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