優れた導電性酸化物であるLa4BaCu5O13+dに対する強塩基フラックス法を用いた単結晶粒子合成において、100nmから10μmの間での粒子サイズ制御および1時間程度の短時間粒子合成を実現した。また、異方的な形状での粒子成長の可否に関して、様々な検討から当該材料系においては理論的に非常に困難であることを明らかにした。 新規粒子整列膜作製プロセスを開発し、合成したマイクロサイズ立方体状単結晶粒子を用いて粒子整列膜を実現した。 当該材料系に対する元素置換を用いた物性制御を検討し、La4BaCu5O13+dの電気特性が元素置換や他元素の混入に影響を受けにくい強固なものであることを確認した。
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