研究課題
研究活動スタート支援
質的研究にて、2型糖尿病患者が、病気を持っていてもどのように自己価値観の維持につなげていくのかを明らかにした。血糖コントロールが良好な33名に半構造化面接を行い、質的記述的研究手法を用いて分析した。コアカテゴリーとして《目標に向かって頑張っている過程にある自分に新たな価値を見出す》が抽出された。これは、【糖尿病はコントロールでき】かえって【健康維持につながる】病気であることを徐々に体得していく、疾病受容の過程として捉えられた。同質的研究より得られた関連要因に働きかけることにより、2型糖尿病患者が、自己価値観の維持につながるよう、セルフスティグマ状態の低減を目的とした視聴覚教育教材を開発した。
患者教育