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2015 年度 実績報告書

ダイレクトリプログラミングによる聴神経の再生

研究課題

研究課題/領域番号 15H06911
研究機関滋賀県立成人病センター(研究所)

研究代表者

西村 幸司  滋賀県立成人病センター(研究所), その他部局等, その他 (20405765)

研究期間 (年度) 2015-08-28 – 2016-03-31
キーワード一次聴神経細胞 / FACS / RT-PCR / 免疫組織化学
研究実績の概要

生後1日目のTau-GFPマウスのラセン神経節をトリプシンで単細胞化してFACSによる細胞選別を行い、FACSの妥当性を確認した。Tau-GFP陽性細胞とTau-GFP陰性細胞からRNAを抽出し、RT-PCRを行った。Tau-GFP陽性細胞は既知の神経マーカーbeta-III tubulin, MAP2が陽性、ラセン神経節の神経細胞に陽性とされる転写因子GATA3陽性、typeII ラセン神経節マーカーperipherin陽性であった。また、Tau-GFP陰性細胞はSox2陽性、神経堤由来細胞マーカーSox10陽性、fibroblastマーカーfibronectin陽性であった。またシュワン細胞特異的マーカーのp75はTau-GFP陽性細胞とTau-GFP陰性細胞双方に発現しており、p75はシュワン細胞のみならず神経細胞にも発現を認めたと考えられた。また、幹細胞マーカーのSox2は生後のラセン神経節の神経細胞には発現を認めないことを確認し、生後のラセン神経節の神経細胞が自発的に再生しない理由の一つと考えられた。
神経堤由来細胞マーカーSox10のレポーターマウスSox10-IRES-Venusマウスの内耳における組織評価を行うべく、実験材料を準備した。胎生10.5, 12,75, 13,5, 15, 17, 生後1, 6, 14日目の内耳の凍結組織切片を作成し、Sox10, Sox2, beta III tubulin, peripherin, GATA3による免疫組織化学を行い、共焦点顕微鏡で画像取得を予定している。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [国際共同研究] Sunnybrook Research Institute(カナダ)

    • 国名
      カナダ
    • 外国機関名
      Sunnybrook Research Institute
  • [学会発表] ダイレクトリプログラミングによる聴神経の再生2015

    • 著者名/発表者名
      西村 幸司
    • 学会等名
      第25回日本耳科学会総会学術講演会
    • 発表場所
      長崎ブリックホール
    • 年月日
      2015-10-07 – 2015-10-10
  • [備考]

    • URL

      http://www.shigamed.jp/

URL: 

公開日: 2017-01-06  

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