研究課題
冠動脈内超音波装置を用いて、冠動脈粥腫容積とPCSK9の関係を解析した。その結果として、PCSK9のサブタイプであるmature型PCSK9が、冠動脈硬化に寄与する独立した因子であることを確認しえた。この内容は、2016年日本循環器学会シンポジウム、動脈硬化学会シンポジウムで発表し、論文として報告した (J Clin Lipidol 2017 in press)。また、吹田研究の血液検体を用いてPCSK9と動脈硬化性心血管イベントの関係を検証している。現時点では、PCSK9による脳梗塞発症リスク予測の有用性を明らかにした。今後、学会や論文等で発表予定である。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2017
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
J Clin Lipidol
巻: 11 ページ: 413-421