研究実績の概要 |
28年度は、公害の歴史と裁判資料の精読、日本文化人類学会誌の研究展望論文「軍事環境人類学の展望」(文化人類学 81(1), 93-107, 2016 )の最終校正を行ったほかに、2回の学会発表と1回のシンポジウム発表、そして29年度初頭の学会発表の準備を行った。 1)国際人類学会(IUAES)@ドゥブロブニク、クロアチア(5月4-9日):パネル「Unravelling Uncertainty: tactics and aesthetics of living with toxic contamination」のオーガナイザーとして参加。研究発表「Risk, uncertainty and witnesses of Agent Orange」。 2)日本文化人類学会@南山大学(5月29日)研究発表「曖昧さの倫理~毒物リスクと不在の「被害者」」。 3)フィールドネット・ラウンジ・シンポジウム 「「毒」のバイオグラフィー学際的な知の交差を通じて現代世界のフィールドワーク手法を考える」(2017年1月21日@東京外語大学)研究発表:「「枯葉剤は毒ではない」…?アルーイからブルックリンへ」 4)カナダ文化人類学会(CASCA)・国際人類学会(IUAES)合同大会(2017年5月2日~7日):パネル「Poison, Movements and Communities」のオーガナイザー、「Toxic Epidemic/Toxic Communities」の発表準備。
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