博士論文を執筆し、博士論文構想発表会および公開学術講演会を行い、博士(社会福祉学)を授与された。また研究成果は論文2本、口頭発表2回にて発信した。なお、博士論文タイトルは、「地域福祉推進における生活課題解決に向けた実践方法論研究-社会的企業実践を手がかりに-」である。研究成果発信の具体的内容は以下のとおりである; ①行政と住民との協働方法について、2017年6月12日午前、日本社会事業大学で開催された日本地域福祉学会第30回記念大会において、「地方自治体(職員)と住民との協働のシステム化に向けた促進要因‐ブラジル・クリチバ市における現状の分析から-」との題で口頭発表を行った。 ②社会的企業に関する世界の研究潮流について、2017年9月11日、佛教大学にて開催された日本社会福祉学会第64回秋季大会において、「社会的企業研究の潮流~2013年世界会議文献から~」と題して口頭発表を行い、文献研究の総まとめを行った。 ③組織間協働の持続発展に向けたソーシャルワーク機能に関して、『評論・社会科学』誌上で「組織間協働に資するソーシャルワーク機能-滋賀の縁(えにし)創造実践センターを手がかりに-」と題した論文を発表した。 ④包括的支援体制構築に資する組織間協働のあり方について、『同志社大学大学院社会福祉学論集』誌上において、「包括的支援体制構築におけるソーシャルワークの展開-社会福祉法人を中心とした組織間協働のあり方-」と題した論文を発表した。
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