脳動脈瘤好発部位分布モデル構築と発病部位の推測 本研究はすでに産業医科大学病院倫理委員会と九州大学病院倫理委員会の承認を得ている。産業医科大学の興梠征典教授と協力して、無症候性脳動脈瘤患者のMRA画像を100例収集し、脳動脈瘤データベースを構築した。過去の脳動脈瘤症例データベースにより好発部位を統計解析し、脳動脈瘤発症確率分布モデルを構築した。その脳動脈瘤発症確率分布を事前確率として、新たな症例の発病部位の推測を測りました。 その成果を海外学会にで二回口演で発表した。AAPM 2016 Annual meeting で 「An ellipsoid convex enhancement filter based computer aided diagnostic framework of intracranial aneurysms in MRA images」を題として発表しました。また「Impact of asymptomatic intracranial aneurysms probabilistic atlas model on a computer-aided framework for detecting small aneurysms」を題として、RSNA2016で発表しました。 今現在が過去の脳動脈瘤症例データベースにより好発部位を統計解析し、脳動脈瘤発症確率分布モデル発病部位の推測に基づいた論文を現在執筆中である。
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