28年度の研究成果を以下にまとめる: 1.手書き数式の複数の書き順に対応するためにシンボルの位置を用いてソートする方法を提案した.その結果をまとめて国際会議に発表した.また,この手法の改善を行い,学術論文誌に投稿中(筆頭論文). 2.書き順に依存しない構造解析と書き順に依存しない構造解析を比較する研究を行った.その結果をまとめて国際会議に発表した(筆頭論文). 3.数式認識システムを改善し、国際会議で数式認識コンテストに参加し,記号認識には2位と数式認識には3位になった. 4.構造解析を高速度化する手法やDeep learning技術を実現してエンド・ツー・エンドの数式認識システムを提案した.また,人工パータン生成手法も提案した.2本の論文を国際会議に投稿した(筆頭論文). 5.手書き数式の準逐次認識手法やDeep learning技術を用いて数式記号認識を確立した.国際会議に発表したことや学術論文誌に採択した(共著論文).
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