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2018 年度 実績報告書

人から知識を聞きだす音声対話ロボットのためのWeb情報検索を用いた対話戦略の決定

研究課題

研究課題/領域番号 15J40163
研究機関東京大学

研究代表者

山肩 洋子  東京大学, 情報理工学系研究科, 特別研究員(RPD)

研究期間 (年度) 2015-10-09 – 2019-03-31
キーワード音声対話システム / 料理レシピ / 自分史 / 後述
研究実績の概要

現在、Webに発信されているテキストのうち大多数はブログや料理レシピのようなユーザ投稿型文書である。多くの一般ユーザは自分の知識を人に説明することについて特別な訓練を受けておらず、また新聞社の記者が書いた記事のように専門家が執筆・編集しているわけではない。よってそのデータは不完全なものとなりがちで、ときにその記事の意味を理解できないほど情報が欠落する場合がある。そこで、記事が入力された時点で、大量の類似したデータを用いてその情報の欠落を検出し、補完できる情報は補完し、補完できなかった情報はその記事の投稿者から聞き出すための質問を生成することが本研究の目的である。今年度は半年間の短期であったが、以下の2点を行った。
1)国際ワークショップにおける研究成果の発表および広報活動
2018年7月15日、スウェーデン ストックホルムにおいて開催されたIJCAI-ECAI 10th Workshop on Multimedia for Cooking and Eating Activities (CEA2018)において、本研究で開発されたツールを活用して行った研究成果の発表を行った。このワークショップは食に関する情報処理研究を行う欧州の国際ワークショップMADiMa2018との共同開催であり、スイスやイタリア、スペイン等の参加者に対して、課題研究の広報活動を行うことができた。
2) 英国John Carroll教授との新しい関連課題について共同研究を開始
採用2年度目に英国サセックス大学に滞在し、自然言語処理における述語項構造解析で有名なJohn Carroll教授との共同研究を行った。その後、メールやSkype等を通じて遠隔地間で研究的議論を続けてきたが、同教授が今年8月末に日本を訪問した際に直接お会いし、議論を深め得ることができた。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件)

  • [国際共同研究] The University of Sussex(英国)

    • 国名
      英国
    • 外国機関名
      The University of Sussex
  • [学会発表] "Bag-of-foods: analysis of personal foodlogging data"2018

    • 著者名/発表者名
      Yuji Goda, Sosuke Amano, Yoko Yamakata, Kiyoharu Aizawa
    • 学会等名
      IJCAI Joint Workshop on Multimedia for Cooking and Eating Activities and Multimedia Assisted Dietary Management
    • 国際学会
  • [学会発表] "Resource intensity for menu items: how much land is required to provide for each dish?"2018

    • 著者名/発表者名
      Yoko Yamakata, Eiji Yamasue, Benjamin McLellan, Kiyoharu Aizawa
    • 学会等名
      IJCAI Joint Workshop on Multimedia for Cooking and Eating Activities and Multimedia Assisted Dietary Management
    • 国際学会

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公開日: 2019-12-27  

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