研究課題
基盤研究(C)
本研究では,大規模データから適切な集約的シンボリックデータを作成できるようにすることを目標として,2つのことを行った.1つは,1台の計算機で処理できないような大規模データから集約によって,インタラクティブに処理できる程度の大きさのデータを作成する.この時に並列分散処理を行う.もう1は,作成したデータについての適切な集約的シンボリックデータを作り出す.これは,データによって異なるために,可視化と対話的な操作による試行錯誤を行う.この時に,必要に応じてデータ作成処理に戻ることもある.
計算機統計学
適切な集約的シンボリックデータによって,データサイズが大き過ぎるために,今までは,傾向を把握できなかったようなデータの傾向を把握できるようになる.特に,可視化によって,直感的に理解できるようになる.