当初の構想の中心であった e-混合ベイズ尤度についての性質と情報の統合に必要な信用領域の具体化から研究の研究は、想定通りに進んだ。Jeffreys' prior あるいは reference prior の性能が予想以上である、逆に見ると最尤推定量の欠点が大きい、事実が幸いした。最終年度では、必要なリスク比較を実施した。 この実施の過程で新しい着想を得ることが出来た。Laplace 分布の利用は多くの研究者の関心を惹いてきた。中央値と最尤推定量に魅力的な関係があるかである。今回の研究の構想の枠組みで、この分布の新しい有効利用の方法を構築出来ることが分かってきた。
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