研究課題
基盤研究(C)
BDD(二分決定グラフ)による論理関数表現と,SATソルバによる充足可能性判定を組み合わせ,ブール式が充足不能となる要因を示すUNSATコアを活用することで,多くの論理設計誤りを含む大規模回路に対して,短時間で効率よく修正解を求める高性能論理診断手法を提案するとともに,予め回路中に埋め込んだ再構成可能(RECON)セルを活用して配線層の変更のみで修正を実現することで,複雑な構造をもつ回路にも対応した柔軟性の高い論理診断・再合成システムを構築し,ECO(設計変更)コストの大幅な削減を実現した。
集積回路設計工学