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2018 年度 研究成果報告書

微弱電波を活用した多重周波数によるセンサネットワークの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 15K00132
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 情報ネットワーク
研究機関京都産業大学

研究代表者

瀬川 典久  京都産業大学, 情報理工学部, 准教授 (20305311)

研究協力者 矢澤 正人  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワードセンサネットワーク / LPWA / ソフトウェア無線
研究成果の概要

微弱無線のルールを最大限活用して、さまざまな周波数で100m程度届くセンサネットワークを構築することが可能になる。その時に、市販されているソフトウェア無線機で700ch程度確保することが可能になる。1世帯で電波の衝突を全く考えず、700台のセンサを動作させることが可能になる道筋ができた。
狭帯域スペクトル拡散通信の問題点は、送信機と受信機の周波数のずれをどのように対処するかである。今までは、送信機、受信機とも、かなり高価な水晶発振器を用いて対処していたが、ソフトウェア無線を用いることで、受信側で周波数のズレを追跡可能になる。これは、狭帯域通信を安価で実現することが可能になる可能性がでてきた。

自由記述の分野

センサーネットワーク

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在、IoTの発達によって、さまざまな装置が電波を発信し、情報交換がされている。一般家庭でも、無線LAN, BLEを活用し、スマート家電が使われている。ここ数年、無線LANなどのSSID選択画面を見ると、近所の無線がかなり見える状態で、無線の利用がかなり進んできている事が伺われる。IoT機器の普及が進むと、確実に無線の衝突が起こるようになることが予想される。本研究の成果は、今後、無線の衝突が起きたときの、問題の回避策の一部になると考えている。微弱無線は、従来数m程度しか伝送しないために、家庭内でも使えるとは考えられていなかったが、本研究の仕組みを活用し、衝突を回避しながら、通信が可能になる。

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公開日: 2020-03-30  

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