タッチ操作による個人識別では、被験者40名のタッチ操作履歴に対して、基本操作と文章閲覧において95%前後の個人識別率を達成した。また、半年間10回にわたる被験者11名の操作履歴に対して、ピンチ操作や文章閲覧では回数が増えても識別率が約95%であまり変化しないことを確認した。 加速度に基づく歩行時の個人識別では、平地歩行に階段昇降を加えた被験者15名の歩行データに対して、従来の43特徴に新たな特徴の追加と特徴選択を試みた結果、階段昇降において約5%の精度向上を確認した。さらに、免疫型診断モデルを用いたセンサ統合マルチモーダル認証を示した。
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