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2017 年度 研究成果報告書

嗅覚の異常から脳の異変を感知する ーレム睡眠行動障害の嗅覚部位の賦活と体積測定ー

研究課題

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研究課題/領域番号 15K00210
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 認知科学
研究機関昭和大学

研究代表者

政岡 ゆり  昭和大学, 医学部, 講師 (70398692)

研究分担者 河村 満  昭和大学, 医学部, 客員教授 (20161375)
泉崎 雅彦  昭和大学, 医学部, 教授 (20398697)
吉田 正樹  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (30220677)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード嗅覚 / レム睡眠行動障害 / パーキンソン病 / 海馬 / 扁桃体 / 機能的磁気共鳴画像 / 嗅内野皮質
研究成果の概要

パーキンソン病(PD)の初期症状として認められるレム睡眠行動障害(RBD)において嗅覚の脳内賦活部位を機能的磁気共鳴画像により測定し健常者と比較した。RBDは嗅覚ー正常と嗅覚-認知不可に分けられた。RBD―嗅覚正常は健常者と同様に嗅覚刺激時に梨状葉、嗅内野皮質、海馬、扁桃体、眼窩前頭葉に賦活が認められた。嗅覚ー認知不可であったRBDは上記の脳部位は低信号であり、特に認知機能を担う眼窩前頭葉の賦活は認められなかった。嗅覚ー認知不可であるRBDは5年前より嗅覚の低下を認め、現在PDを発症していた。RBDと嗅覚に損傷の両症状を有する場合、PD発症のリスクが高まる可能性が示された。

自由記述の分野

嗅覚

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公開日: 2019-03-29  

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