本研究は,日本語のオンライン手書きで確立した明示的な切出し手法による最先端の認識技術を土台に,包括的なモデルを提案し,英語や中国語,アラビア語などの多言語の手書き認識に適用し,各言語に対する既存手法のメリットを包括しつつ,各手法を超える性能や利点を実現した.本学と中国科学院自動化研究所とニューヨーク州立大学バッファロー校でそれぞれ作成された大規模データベースなどを利用し,既存手法との比較・検討の上に,PDCAサイクルを回して標記の目標を追及した.国際会議や論文誌などの場で研究成果を公表するとともに,研究に必要な意見交換を行った.
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