積雪寒冷地において観光客や地域住民に対して積極的に情報提供を行うロボットシステムを提案している.本研究では次に示す技術について研究開発を行なった.(1)クローラ型移動ロボットの試作,(2)Webブラウザによるロボット遠隔操作インタフェイスの作成,(2)不整地を考慮したレーザレンジファインダ(LRF)に基づく地図生成と移動ロボットの自己位置推定技術,(3)カメラ映像の物体検出技術を利用した地図の高精度化,(4)複数の広角カメラを利用した水平360度自由視野と半自律遠隔制御手法,(5)顔インタフェイスによるロボットの行動予告手法,(6)人の顔と名前の記憶による名前呼びかけ機能の実現と印象評価.
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