農家は栽培情報をインターネット上で公開する。本提案では、これをe-Farmと呼ぶことにする。消費者に対して農家は、e-Farmを使って自らの作物をアピールする。本研究では、農作物そのものをWeb上でアピールするよりも、栽培者の栽培ポリシーや苦労話が消費者の購買意欲を高めていることを確認した。そこで、e-Farmを構築するためのモデルとして、栽培者の栽培ポリシーや苦労話を示すストーリーマーケッティングを活用する。一方、本研究では消費者を購入時の判断基準でペルソナに分類した。これら2つを統合して、栽培方針と要求が一致する消費者と農家を結びつけることができる。
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