本研究では,コンテンツ制作の意図を表現するドラマティックレンダリング技術の確立を目指す.このために次の2つのことを行った.(1)映像コンテンツの制作支援と高品質化のための演出設計支援データベースの構築,(2)脳波計測による定量的なライティングデザインの評価方法の提案である.この結果,暗黙知であった情報を形式知化したスクラップブックを構築し,絵コンテ制作支援が可能になった.さらに,脳波計測によるCGアニメーションの定量的な分析により,視聴時に受ける印象の共通する変化を分析した.これらによって,ライティングやキャラクター登場のタイミングなどとの関係を明らかにできた.
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