研究課題
基盤研究(C)
本研究は山地森林への霧沈着量及びその偏在性について詳細な把握を目的として摩周湖及び六甲山で霧沈着量の測定を行った.その結果,六甲山の林縁への霧水沈着量の推定について従来のモデルより大幅に精度を向上することができた.また杉の霧捕捉率はダケカンバの2倍程度と推測された.一方でより詳細な霧沈着量推定モデルには個々の樹木の樹冠構造に関する情報が必要と考えられ,ドローンによる撮影を行った.今後これら情報をもとに新たな霧沈着量推定モデルを検討する.
大気汚染物質