本研究の目的は、江戸前の海(東京湾の湾奥部)をモデルにして、文理融合型の持続可能発展教育(ESD)を実施することである。 そのために、①東京都大田区に位置する「ふるさとの浜辺公園」に設置された人工海浜と干潟で魚類を中心とした自然科学的な研究をおこなうとともに、② 持続可能発展教育(ESD)の場としての「江戸前の海 学びの環」づくりを沿岸域住民や本学学生との協働によって展開するために、子どもたちや地域住民の方々に対して体験型のイベントや後援などを実施した。さらに、③ 沿岸域の利用・環境に関する合意形成システムの構築を模索するため、ワークショップなども開催した。
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